ドロップシッピング、今後の普及に期待か – japan.internet.com

またぞろ新語が出てきてうんざり。ドロップ・シッピングってなんだっけ。
前に調べたような気もするけど、まるっきり頭に残っていないので、もう一度引いてみた。

ドロップシッピング(dropshipping)とは何か? 
在庫を持たないで販売することが出来るビジネス形態です。 
日本ではまだ今日現在まだなじみがありません。
ドロップ シップ drop shipは直送を意味します。 
ドロップシッピングでは小売価格や利益率を販売者が自由に決定することができます。
つまり、ドロップシッピング業者が提供するものに販売人が(あなたが)価格をつけ販売し発送は業者が行うということですね。
利益はあなたの値段の付け方によって変動します。 

ドロップシッピングとは – hatena keyword

何この営業口調www
はてなっていつもこうなの??

文体はともかく、ドロップシッピングは分かった。

単なる歩合の販売委託契約じゃん。

英語を使ってさも新しい形態であるかのように見せかけているだけ。世の中、本当に新しいものなんかそうそう出てこない。もうこれだけでうさんくさいよね。「日本ではまだ今日現在まだなじみがありません。」なんて言ってるけど、Out-Boundのテレマなんてまさにこれじゃん。嘘つけバカヤロ。

「小売価格や利益率を販売者が自由に決定することができます。」っていうところはテレマとは違うけど、原価は決まっている筈だから、小売価格を決めれば利益率も自動的に決まるだけの話で、実はおんなじこと言ってるだけじゃん。バカヤロ。

この文章は「あなた」が「販売人」である以上は仕入をしなければならないという点が抜けている。というか、巧妙に省いている。「在庫を持たない」と書いてあるので、始めから100個とかいう単位で買わされる訳ではなく、売れた分だけ原価を差し引いて利益部分だけをお支払します、ということなんだろう。でも実際には「あなた」は一回業者からその商品を買っているのと同じなんだ。

そしてそのとき、業者は確実に儲けを取っている。

「あなた」の原価は業者の売上。通常90円で仕入れた商品を100円で売るところを、「あなた」に95円程度で売っているに過ぎない(ひょっとしたら98円かも)。自分で売る手間を省いている代わりに「あなた」に支払う手数料分だけ粗利を放棄しているんだ。
その粗利を業者はどのように設定するんだろう。販売力が未知数な素人に任せる訳だから、それなりに幅を取っているのかもしれないし、アフィリエイトのようにこの形態が普及したならば、一定確率でモノは売れていくだろうから、案外良心的なのかもしれない。

気に入らないのは、「小売価格や利益率を販売者が自由に決定することができます。」とか言って、さも大儲けできるかのような錯覚を起こさせている点。確かに商品を幾らで販売するかは「あなた」の自由だ。しかし、所詮は他人(「あなた」だ)に販売を委託するような商品だから、他では手に入らないような画期的なものなんかである筈がなく(そうなら作った本人が高付加価値を付けて販売している)、類似商品も多数出回っている、どこにでもあるようなものなんだろう。それをマーケットの平均価格以上の高い値段で売れるかというと、まぁ普通はムリ。実際にはどういうことが起きるかというと、

  1. 「あなた」の方だって、最初はその商品を幾らにしたらいいのか分からないだろうから、ネットで同じものを扱っている人のサイトを調べるでしょう。
  2. そして、売らんがためにそこより若干安い価格をつけるでしょう。
  3. 同じ商品をドロップシッピングしている他の人も同じことをするでしょう。
  4. すると、あっという間に商品価格は原価にまで下がってしまうでしょう。( ^∀^)ゲラゲラ

結局、これって業者が商品の価値を売り込む代わりに儲け話を売り込んでいるだけなんだよね。英語なんか使っちゃってさ。
なんで商品の価値を売り込まないかというと、それは自明で、商品の価値があんまりないからだよ、( ^∀^)ゲラゲラ

詐欺ではない。売れなきゃ収入がないだけで支払いも発生しないから損はしない。在庫を抱えるような形態であれば、資金繰りのために赤字でも販売せざるを得ないということもあるが、これは違うので大丈夫。

だからあなたがチャレンジしようと考えているならやってみればいい(契約書はちゃんと読んでね)。
でも恐らく、自分で値付けをしなけりゃならない分だけ(そこがこの形態のウリであった筈なのだがw)、アフィリエイトより面倒なだけだと思うよ。( ´_ゝ`)

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