広告収入がどうしたって?? 水曜日, 8月 23 2006 

例えば銀行は金利で収益を上げていました。ところがバブルが崩壊すると金利差益では殆ど儲からなくなりました。そこでフィナンシャル・プランナーなどを充実して手数料を中心にしたビジネスモデルに切り替えました。
Web2.0の破壊力-何をどこまで飲み込むのか? – Socialnetworking.jp

「バブルが崩壊すると金利差益では殆ど儲からなくなりました」ぁ?

銀行が競争的であれば、預金金利規制によって預金者から受け取った所得をすべて貸出の金利競争によって企業に移転するであろう。しかし、銀行業においては新規参入が厳格に規制されており、いろいろな非価格競争規制・自主規制がおこなわれていた。したがって低金利政策の効果は、預金金利を引き下げ、預金者から銀行に所得移転をもたらしたが、それがどの程度企業の資金コストの引き下げに寄与したかは疑問である。もし、その引き下げ幅が小さければ、低金利政策はもっぱら金融機関の利潤の増大に寄与し、実物的な企業の投資・生産力の増大にはあまり寄与しなかったことになる。もちろんその場合にも、銀行の利潤を高めることは金融システムの安定性に寄与し、ひいては産業界への円滑な資金供給を可能ならしめるというメリットがあったということはできようが、「低金利政策が高度成長に寄与した」という通説的見解に、少なくとも、疑問を投げかけることになろう。
『低金利政策と銀行業の効率性』
特別研究官(大阪大学教授) 筒井 義郎
第二経営経済研究部研究官 上岡 孝一
研究官 洞口 紳也
研究官 堀内  聡

バブル発生以前からの、高度成長に伴う事業会社の間接金融から直接金融への移行が銀行の行動に影響を与えたのであって、またバブル崩壊以降の低金利政策については、家計から企業部門への所得移転であった面を考慮に入れて話さないと。

AOLが通信企業だとすれば、新しいモデルは電話の基本料ではなく広告料(そして付加価値)で稼ぐモデルと言うことになります。これは銀行が金利ビジネスからフィービジネス主体に切り替えたのと何ら本質的な違いはありません。 そうでしょ?
Web2.0の破壊力-何をどこまで飲み込むのか? – Socialnetworking.jp

そうでしょ?とか言われてもwwwww
「電話の基本料→広告料」と「金利ビジネス→フィービジネス主体」が本質的に同じ??
単に収益源を変えた点が共通しているようにしか思えん。「本質的」というのが何を指しているのか明らかにして欲しい。

YouTubeは無料の楽曲提供を始め、レコード会社と広告収入を分けると言っています。これもレコード会社から見れば、版権ビジネスから広告料ビジネスへの切り替えでしかありません。
Web2.0の破壊力-何をどこまで飲み込むのか? – Socialnetworking.jp

広告収入を受け取るのはYoutubeなんだから「レコード会社から見れば」相変わらず「版権ビジネス」だろwwwwwwwwww

これまでの代表的広告ビジネスのモデルと言えば、民間テレビ放送のドラマ提供でした。全てが広告費でカバーされ、常盤貴子(古いかな?)、優香などの活躍を皆、無料で楽しんでいました。この広告費と無料の世界がインターネット上で表計算のビジネスソフトや音楽まで広がろうとしているのがWeb2.0と考えられます。
Web2.0の破壊力-何をどこまで飲み込むのか? – Social Networking.jp

なんか話が周回遅れのような気がするんだけど。ネットだってメディアなんだから、真っ先に浮かぶ収益モデルは広告収入であるのは当たり前であって、だから90年代半ばにバナー広告なんかが流行った。そこにAmazonみたいなECとかeBayみたいな手数料収入なんかも加わってきたんだけど、Web2.0とか言われている企業も、やっぱり人を集めようと思ったら無料でサービスを提供するほかなく、ビジネスモデルの欠落がいろいろと取り沙汰されているわけだ。昔はIPOしちゃえばなんとかなるさなんて言ってたんだけど、ITバブルが崩壊して株はみんな懲りてるしSOX法は煩いしってんで、del.icio.usやflickrみたいにどっか大手が買ってくれることを期待しながら当面のカネをVCに面倒見てもらいつつ、やっぱ広告しかないのかなぁ、なんて思ってるところじゃねーの? いま。ここ見てみ。

べえぇぇぇた 水曜日, 8月 23 2006 

懲りずにまだやってるよ。内容も予想通り。
もう飽きてきたな。βについては前にも紹介したこの人の意見でいいんじゃね?

8. Permanent Beta:
Web 2.0 applications are re-released, re-written and revised on an ongoing basis, putting paid to the yearly release cycle that characterised earlier software development. Most Google applications, for example, are still in Beta. flickr is rumoured to sometimes be revised every 30 minutes. MySpace and the other social networks add extra features every couple of weeks. I think that this is a clear characteristic of Web 2.0 apps. But it’s also become a feature of mainstream applications. Windows and MacOS, for example, get new fixes and patches every month. Antivirus programs are updated every day, but they aren’t Web 2.0, are they? The same thing goes for ‘lightweight programming models’. Also, I think people mean more by the term than the way in which it’s programmed. Most users couldn’t care less, they just want it to work well.
10 definitions of Web 2.0 and their shortcomings – TwoPointOuch

そのため、永遠のベータ版であり続けることこそがWeb2.0である、というわけです。(中略)
例えば、わかりやすいので今までも頻繁に例として出しているGoogle自身も、当初はベータ版でした。なんとかビジネスとしての目処が付いてきた1999年9月21日にロゴからベータ版の文字列を外しています。
Web2.0のビジネスモデル その2「ベータ版」 – GIGAZINE

おーい、これじゃ散々持ち上げてきたGoogleがWeb2.0じゃなくなっちゃうぞぉー。

Don’t Download This Song 水曜日, 8月 23 2006 

Cory Doctorow: Weird Al Yankovic has produced an anthem for the download generation: Don’t Download This Song:

You don’t want to mess with the RI-double-A
They’ll sue you if you burn that CDR
It doesn’t matter if you’re a grandma
Or a seven year old girl
They’ll treat you like
the evil hard-bitten criminal you are…

Weird Al’s file-sharing anthem via Boing Boing
Weird Al E-card

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カエル君すごぉいw 水曜日, 8月 23 2006 

あやまれ! みんな、カエル君にあやまれ!
井戸の中にいるから大海を知らないだろうなんて、なんと浅はかな決めつけですか。カエルをなめんなよ、と。カエルだって地球侵略しちゃう時代なんですよ! 大海ぐらい知ってるっつーの! わははは、ざまあみやがれ!
井の中の蛙は大海を知る、水のめぐる星、どこかに井戸を隠してるから – 吹風日記

ロングテールの提供者 水曜日, 8月 23 2006 

YouTubeへのアップロードにせよ、1個人が個人の有限の時間を使って『挙げられるコンテンツにも限りがある』中で、誰が好き好んでロングテール=束にすればそれなりの需要はあっても、1つ1つでは大した需要が見込めないようなコンテンツをアップするようなモチベーションが働くよ?と思う。
群集はロングテールの消費者たりえても提供者たりえないのではないか – ここギコ!

その心理は分かるけど、ヘッドになるつもりでアップしても蓋を開けてみたらテールにしかならなかったというケースが大半だし、またそのもあり得る。供給する時点で完全に需要が見えていることなんかまずないし、それが実現出来るなら誰も苦労しないしヘッドばっかりになってしまうことになる。
「消費者たりえ」るのであれば需要はあるのだから、「提供者たりえ」ることも可能だよ。

要するに、ロングテールの論理は、Amazonのようにあらゆるコンテンツを網羅して提供する基礎がある中で、少数の需要が束になって大きな効果になる、といったところでは有効だけれども、群集によりコンテンツが提供される分野では、うまく働かないんじゃないかと言う気がする。
群集はロングテールの消費者たりえても提供者たりえないのではないか – ここギコ!

逆、逆。商売人の方が「1つ1つでは大した需要が見込めないようなコンテンツをアップする」際には本当にそれで良いかをそれなりに吟味する筈で、Amazonみたいなネット販売の場合には陳列棚が実質的に無制限だから割と気楽に増やせるだけの話。Youtubeなんか多少の手間は掛かったとしても、アップするのは只だし、個人なんかはビジネスでやってる訳じゃないから誰も見なくたって平気。だから何を映してるんだかよく分からない家庭用ビデオなんかが沢山アップされてるじゃない。

iTunes kill brick-and-mortar? 水曜日, 8月 23 2006 

お昼のNHKのニュースで知ったんだけど、調べてみたら2度目だったんだね。
ニュースじゃ音楽配信に押された結果って言ってたけど。

Tower Records filed for Chapter 11 bankruptcy protection for the second time in two years Monday, weeks after word surfaced that the iconic music retailer had been cut off by major suppliers for failing to pay its bills.
Tower Records files for bankruptcy again

Tower Records has filed for bankruptcy for the second time now in just three years. This comes just a few weeks following reports of Tower Records facing supply cut-offs from four major music labels for failing to pay its debts. As a result, this was a clear sign that the company is running into financial problems and there is now speculation that the music store and its legendary Sunset Strip store may have to liquidate its stock and close down.
Tower Records files for chapter 11 bankruptcy – cdfreak.com

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はい、またです。 水曜日, 8月 23 2006 

どうしてこうも「Web2.0」となると頓珍漢なことを言い出す輩が増えるのかねぇ…。今回はなんと早稲田の理工学部教授だよ、おい。

これまで大量の情報の中から、一人で有益なものを探し当てるのは非常に難しかった。Web2.0の特性を生かせばグループを作り、分担して情報収集することも簡単だ。
「金融テクノロジー革命 Web2.0でこう変わる(上)」 日経金融新聞 2006/8/23 一面

「グループを作り、分担して情報収集すること」なんて別にWeb1.0時代でもHP立ち上げたりNewsgroupで呼びかけりゃ、いくらでも出来たことであって、なんでそれがWeb2.0になると「簡単」になるのかの説明は全くない。直前の文章で「Web2.0を象徴する」ものとしてblogとSNSがあげられているけど、そんなもの「グループを作り、分担して情報収集すること」とは直接関係ない。勿論、blogとSNSをきっかけとして同好の士が集まり共同作業が始まるということもあるだろうが、そんなことはblogとSNSがなかった時代でも、もとよりインターネットが普及する以前からも行われてきたことだ。Web2.0について書いているんだからWeb2.0じゃなきゃ不可能であった点を書かなきゃ意味がない。

個人間の連携がより簡単になったことを言いたいんだろうが、blogとSNSなら使えるけどHTMLも書けなくてNewsgroupへのアクセスすら出来ない程度の連中がいくら集ったって、どうせ大したことは出来ないよ。ましてや「金融テクノロジー革命」なんて起こすのは無理!!

「これを個人の株式取引に当てはめてみよう。今までのテクニカル分析は過去の株価情報を基にした将来予測。これからは企業の財務情報から評判まで含めた様々な情報を集約し、精度の高い予測が可能になってきたといえる。集団となった個人が、一定の法則を見いだしてプログラムを作れば、勝ち続けるアルゴリズム(自動売買)を開発できるかもしれない」

何を根拠に「今まで」は財務情報や評判を活用して来なかったって決め付けてるんだ?? 財務情報なんて、Yahoo ! Financeを始めとする各金融関係サイトはおろか、もっと詳細に調べようとするならEDGARだってEDINETだってあったじゃないか。ヤフーにある銘柄別の掲示板は盛況だし、2chにだって金融関係の板はいくつもあるでしょうに。紹介欄には「文部科学省から研究費を得て世界中のインターネットのサイトを収集、分析している。」なんて書いてあるけど、とてもそうとは思えない。

「勝ち続けるアルゴリズム(自動売買)を開発できるかもしれない」なんて安易に書いちゃってるけど、そんなことアメリカじゃ何十年の前から散々研究しつくされてきたのに未だにそんなもの出来てない。ノーベル賞受賞者が参加したLTCMでさえ、流動性を失った途端に破綻したのを知らないのか??
んでもって、これWeb2.0とどう関係があるのよ!?

「小額の投資金額でしか売買できなかった個人が、ネット上の口コミを頼りに自発的に数万人も集まり、一つの方向へ売買するといったことも想定できる。」

想定なんかしなくたって、デイトレーダーが新規公開銘柄に殺到するのを見れば分かる通り、そんなことは既に当たり前になっている。でさぁ、これもWeb2.0とどう関係があるのよ!?

情報発信も容易になってきたため、今まで以上に風説が流れやすくなった。今までは新聞が情報の真偽を確認し、取捨選択をしてきた。Web2.0でこの役割を担うのは専門的な集団だ」

ネットが普及したときから既に「今まで以上に風説が流れやすくなっ」てるんですけど。これもWeb2.0との関係が不明。「役割を担うのは専門的な集団」って一体どこ?? 具体名を挙げて欲しい。そしてそれがWeb2.0によるものだということを詳しく説明して欲しい。

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なんなんだろねー、Web2.0と名が付くだけで次から次へとおバカな発言が飛び出してくるこの一連の現象は。流行語マンセーでよく理解もせずに書き散らしちゃうお調子モンが続出する様は、インターネット関連であれば中身が何であれ直ぐにカネが集まったITバブルのときのそっくりだね。