SiliconBeatVentureSourceのレポートの内容を伝えている。それによれば、VCにとって現在は、2000年のITバブル崩壊以来の書き入れ時(投資)だそうだ。

Now is the time to go raise your money for your start-up: Venture capitalists valued U.S.-based private companies at a median of $23 million while investing during the second quarter of this year, or $7 million more than the same quarter a year ago.
Best time to raise money since bubble-year 2000 – SiliconBeat

今年第二四半期における非上場企業の平均評価額は23百万ドルで、前年同期比7百万ドルのアップだそう。
サマリーを簡単に訳すと、

  • ヘルス・ケア及び重要な情報技術の分野において評価の上昇が激しい。
  • IT分野におけるM&A並びにヘルス・ケア企業のIPOという、流動性の高まりが評価に影響を及ぼしている。
  • 例えばIT企業の平均買収価格は60.4百万ドルで、ここ6年間でもっと高い。
  • ヘルス・ケア企業の2回目の増資時における平均評価額は31.6百万ドルで、1年前よりも15百万ドル上昇した。レイター・ステージの医療器具企業の評価も最高額60.7百万ドルと、38百万ドルの上昇。
  • IT企業の2回目の増資時における平均評価額は22.5百万ドルで12.3百万ドルの上昇。特に電子機器、情報サービス、半導体の分野において著しい上昇が見られる。

Secound roundで20百万ドルだったものが数年で3倍になるとしたら、素晴らしいIRRが示現するわけで、これならVCが挙ってカネをぶち込むのもよく分かる。Exitの手段も、従来のM&AやIPOに加えて、Kikoのときのようにオークションまで加わってきたとなれば、流動性に問題なし? 盛り上がってきてますねぇ。
但しすべては評価の問題。ITバブルの崩壊は株式市場から始まったが、今度は何が契機となるのか。

※原文では「median」となっている箇所に「平均」という言葉を当てたが、ふさわしくない場合やもっと適切な訳がある場合にはご指摘を。

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