そうそう「おいしい話」などないのに 月曜日, 12月 18 2006 

私が「ねずみ講って何か知ってる?」と尋ねると、「聞いたこともない」という(学校ではいったい何を教育しているのだろう)。私が「これって、一見合法的なマルチ商法の形をとっているけど、実質はねずみ講と同じだ」と指摘しても理解できない様子である。
悪徳マルチ商法の被害者をインタビューしてみた – Life is beautiful

タイトルに飛びついてエントリを読んでみたが、残念ながら期待した内容ではなかった。この青年の場合、若いが故の無知もあったろうし、ニートという環境による焦りみたいなものもあったと想像できるのでお気の毒感しか漂わないが、そのような「言い訳」が成り立たない、一応は世間の波に揉まれて来たオジサンオバサンがいとも簡単にナントカ通信とかに引っ掛かる様子を知りたかったのだが。ま、どうせ小金持ってて、それを更に楽して増やしたいと目をキラキラ、顔を脂でギラギラさせている連中であろうが。

それにしても学校がこんなこと「教育」しなければならない義務はないと思うぞ。その義務があるとしたら、敢えて言えば親であろうし、親から教わらなくともねずみ講くらい本で読んだか誰かに聞いたか自然と知ることになる「世間知」のひとつだと思っていたが、「その青年の恋人、後輩、友人に始まり、さらにすでにその人たちの知人にも広がっているという」実態を見るにつけ、その中で注意してやれる奴は誰もいなかったのかよ、と思わず突っ込みたくなる類友ぶりには涙を禁じえない。

世間には「おいしい話」などない、そういうものはまず疑ってかかれ、というのがまずは身に付けるべきDefaultの姿勢。元本保証利回り 200%の債券とかに平気で大金を突っ込む人がいるが、そんな有利な金融商品が本当に存在するのであれば、なんで勧めている連中が自分で買わないでお裾分けしてくれるのか、とまずは疑問に思おう。

Scale & Height 月曜日, 12月 18 2006 


…some stars and planets in scale – Google Video via digg

何気にでけぇぇぇえ。


The Skywalk will jut out 70 feet (21 meters) from the canyon rim, allowing tourists to go for a stroll with nothing between their feet and the Colorado River―4,000 feet (1,220 meters) below―except for four inches (ten centimeters) of glass.
Grand Canyon’s Glass Walkway to Open Next March – NATIONAL GEOGRAPHIC NEWS via digg

高ぇぇぇえ。

ご休憩時間の格差 月曜日, 12月 18 2006 


Photographer Misty Keasler’s book Love Hotels documents the curious, strange, and kinky theme rooms inside the Japanese hotels that are usually rented for short times and a very specific purpose.
Love Hotels photo book – Boing Boing

ついにBoing Boingに日本のラブホが取り上げられる日が来てしまったというか今までなかったのが不思議なくらい。しっかし「kinky」というのは確か「変態」に近い意味だったと記憶しているが…。
Inside, you’ll visit the Hello Kitty S&M Room (image right) and the High School Room at Osaka’s Hotel Adonis, the Arctic Room at Snowman’s Hotel in Kobe, Subway Room (image left) at Hotel Loire in Osaka, and my favorite, the Alien Abduction Play Area also at Hotel Loire.
Love Hotels photo book – Boing Boing
なぜ大阪・神戸と関西のラブホばかり取り上げられているのかは勝手に想像しておくとして、元ネタである写真家のサイトの記述はもっと辛辣であるw
If you’ve never been to a love hotel before, there are three prices. The first is for a “rest”. In Osaka, the ‘rest’ price is usually for one hour. In Tokyo, it’s usually for two or three. (Obviously, the sexual stamina of Osakans is inferior to that ofTokyoites).
MISTY KEASLER
「ご休憩」時間に地域格差があったとは。そしてそれが意味するものはw

Sniffer Bees 月曜日, 12月 18 2006 

When they detect the target scent they stick out their proboscis – similar to a tongue – and the tiny movement is picked up by sensors attached to a computer.
Experts say each bee can be trained within minutes. The project was originated by UK firm Inscentinel – which has just three employees – and a part-time beekeeper in Hertfordshire.
SNIFFER BEES Insects are trained to detect bombs or dope – Mirror.co.uk via digg

対テロ戦略の一つとしてミツバチの利用研究が進んでいるというのだが (素子がBeeを操っている画像を載せたかったんだが見つからなかったよう(´Д`;))

既存メディアはそう簡単には変わらない 月曜日, 12月 18 2006 

しかし、前述のように、インターネットの発達や記憶媒体価格の指数関数的な低下、米国メディア企業に比べて半分程度に見える収益性に対する株式市場からのプレッシャーは、日本のテレビ局に対して、”ボディーブロー”のように影響を及ぼしていくだろう。これから10年以内に、これらの「IT的」「ファイナンス的」な外部要因が、コーポレートガバナンスの変革や社内の意識改革、新しいビジネスモデルへの取り組みなど、大きな「痛み」を伴う変革を突き付けるのは確実と考えられるのである。 YouTube/HDDビデオの時代に日本のテレビ局は生き残れるか?

この連載はIsologueに比べるとヌルくてちっとも面白くない。恐らくそれは個人のBlogとポータル(と言っていいのか分からんが)に書くコラムとの差であろう。今回の記事も、DVRによって広告出稿が落ちたらTV局の利益はなくなっちゃうよ、そこを外資につけ込まれたらどーすんの、程度の内容であって、氏がわざわざ書かなくともみんな大体分かってることである。族議員と官僚が絡んだ電波の利権構造にメスを入れない限り何も変わらないくらいの事は氏だって知ってるだろうが、その辺りには全く踏み込んでいないのも場の空気を読んだ結果か。

権益に守られて高給を取り制作は下請けにお任せ、といった実態に対する嫉み僻みも相まって放送局に対する風当たりは強い。既にネットでは「マスゴミ」なんて言い方が定着していて、NHKだろうが民放だろうが何かあれば直ぐに取りざたされて散々叩かれるのが常となっている(テレ東だけはチト扱いが違うがw)が、「偏向報道」と「くだらんバラエティ」の結果として誰もTVを見なくなったかと言うと、なんだかんだ言っても相変わらずみんなTVを見てる。つーか、ネットで叩いている奴らこそが最も熱心な視聴者であり、オレなんか騒ぎが起こってから始めて事件を知るといった有様であるww

「インターネットの発達や記憶媒体価格の指数関数的な低下」なんぞが「日本のテレビ局に対して」「大きな『痛み』を伴う変革を突き付けるのは確実と」はとても考えられない。10年前と比べてインターネットは発達したし記憶媒体価格も指数関数的に低下したが、それで潰れた放送局は無い。どこまで発達し低下したら変革が起きるのか明確に言えるのか。YouTubeでTVを見る人が増えたと言ったって、それでTV局が潰れたら見るものがなくなっちまう。

既存メディアが作成したコンテンツをネットで見れたからといって、それは時間差を解消できただけの話であって質的に変化したわけではない。そんなものより、ユーザーが作成したビデオが手軽に全世界的に発信できることとなったことの方が余程重要だと思うが、そんなものは「糞だ」なんていうも相変わらずいたりするような状況下で既存メディアの危機を述べたところで現実味は無い。

ネットオリジナルのコンテンツが放送局製の番組を凌駕した時点で始めて既存メディアの衰退が始まるのであって、「お仕着せの情報で満足」している人が多い限りまだまだ安泰だべさ。

[ 追記 ]
TIME誌のPerson of the Yearは「YOU」だそうだ。
Person of the Year – 池田信夫 blog
ナイスだよタイム誌 – 栗原潔のテクノロジー時評Ver2
流石はTIMEと言う気もするし、今更…という気もする。

Tim O’ReillyがRMT肯定 月曜日, 12月 18 2006 


RMTは絶対に(現実)経済に組み込まれるべきだ。たとえ禁止したところで,人々はeBayを使って売買するだろう。つまり制御できないのだ。それはまた,国家的なトレンドでもある。金融市場をはじめ,我々の経済活動は益々仮想化している。なぜゲームの仮想世界で作り出された事物だけが,それと違うということになるのか。確かに危険性はあるが,それは何でもそうだ。我々はゲーム経済を排除するよりも,むしろ,それを適切に機能させる仕組みを検討したほうがいい。
ティム・オライリー氏への最新独占インタビュー,「Second Life」「RMT」を語る – IT Pro via RICHTAGS

分かったようでよく読むと分からない発言。「(現実)経済に組み込まれるべき」というのは何のことを言っているのだろうか。既に取引されている事実がある以上現実となっているではないか。前のエントリでも少し触れた課税を指しているのだろうか。「国家的なトレンド」というのも良く分からない。仮に「国際的なトレンド」であったならば、全世界的にその傾向にあるといったような意味に解釈できるだろうが、「国家的」とか言われると政府や行政が絡んでいるかのような印象を受けてしまうのだが。Tim O’Reillyが実際にはなんと言ったのか知りたいものだが原文へのリンクがないところを見ると日本オリジナルの記事なのであろう。「金融市場をはじめ,我々の経済活動は益々仮想化している」というのはその通りだわな。オプション等を始めとするDerivativesは珍しいものではなくなっている。「適切に機能させる仕組み」というのも良く分からないね。ま、具体案をもって言っているのではなく採るべき方向を述べているだけなんだろうけど。しかし日頃RMTに否定的なゲーマーさん達はこれを聞いてなんと言うのかね。そもそもTim O’Reillyって誰か知らない可能性もあるけど。BOTによる狩場占領とかいろいろと問題はあるんだろうけど、RMTが成り立つということはそれに対する需要も確実に存在しているということであって、もしも「良心的ゲーマー」ばかりのゲームがあったとして、そのユーザーさんが全くRMTを行わなかったとしたら、そこにGold Farmerが介在する余地はない筈。だからと言って業者ばかりが跋扈するゲーム世界が健全とは決して思えないが。定額制ゲームの運営側からすると業者から得られるライセンス料は無視できない金額になっており、それが抜本的な対策に踏み切れない理由かもしれないが。かつて米国産のゲームなんかはパッケージを売った後のプレイ料金はタダにしてたからバシバシ垢停止してたけどね。