Assault on Metaverse 金曜日, 12月 22 2006 

metaverseつながりでSecond Lifeの話題。


A bunch of griefers in Second Life staged a members-only metaverse assault on “virtual real estate tycoon” Anshe Chung yesterday, during a staged SL event with CNET reporter Daniel Terdiman.
Second Life griefers assault real estate millionaire Anshe Chung – Boing Boing

Second Lifeの大金持ちがCNETのインタビュ-を受けている最中に「暴漢」に教われたらしい。と言ってもリアルの話ではなくゲ-ム内での事件。MMORPGであればPKに該当する話だが、Second Lifeではキャラを殺す機能はないのでペニスのオブジェや彼女がペニスを抱えている合成画像を会場にまき散らしたりした悪質な嫌がらせである。暴漢のことはPKerではなく「Griefer」と呼ぶらしい。

その時の様子がYouTubeにアップされている。



Room 101 vs. Anshe Chung – YouTube

Last month, Anshe announced that she had accumulated virtual assets worth more than $US1 million in real money, making her – by her own claim – the first virtual world millionaire.
“She is very popular, and some people don’t like her,” said CNET reporter Daniel Terdiman, whose Second Life avatar (online persona), GreeterDan Godel, was interviewing Anshe at the time of the attack.
Second Life miscreants stage members-only attack – smh.com.au

被害者のAnshe ChungはSecond Lifeの中で不動産業を営む有名な資産家で、そのせいか嫉妬を買ったらしい。


Suddenly, Linden Lab more than doubled the release rate of land. Overnight, the land prices dropped drastically, to less than half that of before. Most of my competitors made the big mistake of not wanting to sell land at a loss. So they sat on land they owned and did not sell it.

At the same time, they had no money to buy new, cheaper land. I swallowed the bitter pill and followed (my husband’s) advice to start selling land at a loss, but at the same time, I aggressively bought cheap land as it flooded into the market. This was a very big challenge because it entailed a very real risk of bankruptcy if it didn’t work.

Virtual magnate shares secrets of success – C|Net

ゲームを運営するLinden社が突然に土地の供給を増やしたので、地価が下がり彼女を服務多くの同業者が損失を被ったのだが、彼女はそのとき果敢にも安くなった土地を買い占めていったことが資産を増やすきっかけとなった。まさに現実さながらの出来事といえる。

それからこんなのも。

In a way similar to Milgram’s earlier work, participants were immersed in a virtual environment and given a series of word association memory tests to a virtual female human. They were told to give her an “electric shock” when she gave an incorrect answer.
Virtual world may revive outlawed experiments – C|Net News

現実ではとても行えないような物騒な実験をUniversity College Londonが行ったらしいのだが。

[ 追記 ]

あ、そうそう。日本でもショーバイをするために会社を立ち上げた人がいるそうな。


3Dバーチャル空間「セカンドライフ」の魅力について、株式会社メタバーズの島谷直芳さんにお話を聞いた。メタバーズはセカンドライフに進出を希望する日本企業を支援する会社。
セカンドライフの魅力-メタバーズ島谷直芳氏 – 湯川鶴章のIT潮流

まんまの社名がスバラシイw

GoogleOSについて 金曜日, 12月 22 2006 

An Emperor shall be born near Italy Mountain View.
From a soldier simple search engine he will rise to the empire,
A great troop shall come through Russia Redmond.
Great swarms of bees ads shall arise all around the Internet.
The destroyer shall ruin a city an operating system.
The exhausted defeated ones will die in the white closed source territory.
GoogleOS II: Starring Linus Torvalds – Read/Write Web

ノストラダムスのパロディつまらねえっwww


Linusっていつの間にかこんなにデブっちまってたんだ!! てっきり岡田斗司夫かと思ったぜwww


1. It could be a WebOS (a.k.a. virtual desktop), like YouOS
2. It could be a full-featured Linux distribution, like Ubuntu
3. It could be a (optionally BIOS based) portable mini Linux distro, with the sole purpose of establishing an internet connection and then firing up Firefox as default browser.

However our conclusion is that the most feasible one is the 3rd scenario – a mini Linux distro
GoogleOS II: Starring Linus Torvalds – Read/Write Web

Read/Write Webの予想によればGoogleOSは「mini Linux distro」という形になるそうだ。目的,戦略,命名…と続く考察はそれぞれ興味深く,読んでいて大変楽しいのだが、他のOSとの差異については曖昧なままなので,それを導入しなければならない動機がはっきりせず,「Web2.0」ファンのための自己満足に終わってしまっているところが惜しい。

Read/Write Webの読者は、たぶん日頃からネットの動向に深い関心を持っており、その中には高い技術を既に身につけている人も多いことだろう。そのような人達はGoogleがどんなOSを出そうとも直ぐにそのコンセプトを解明・理解して導入することが可能であると思われる。

しかし、その辺にいるOLのお姉さんみたいな、業務ではPCを使うけど単にそれはお仕事の道具だからであって、プライベートではYahooと楽天くらいしか見ない人達にとってはどうであろう?

「新しいOS? なんか難しそう。ってゆうか、なんでそんなものわざわざ入れなきゃいけないの?
それで何ができるの? Webが見れる? 今でもできるじゃない。
無料? その気になればVistaを買うくらいのお金はあるわよ。どうせ新しいPC買えば付いてるんだし。」

Webをベースにいろいろなことができるって言ったって、ブラウザがある以上、それがOSを入れ替える理由にはならない。第一、フツーの人々はOSを自分で入れるなんてオタクっぽいことは決してしない。選択することすらない。この間までオレは半年にいっぺんくらいの頻度でWindowsを入れ直したりしていた。いろいろなソフトを試しては消したりしてレジストリにゴミが溜まってたから、たまにHDDをフォーマットするとその直後は動作がキビキビして気持ちがいいんだよね。後はLinuxを入れてダブルブートしてみたりとかね。でも流石に最近は面倒くさくてあまりそんなことはやらなくなった。

お姉さん方にとってはOSを入れ替えるなんて、テレビの調子がおかしくなったからといって分解してまた組み立てるにも等しい、そもそも出来もしないし興味もわかない、自分たちとは関係のない遠い世界の誰か(電気屋さんとか)のやることだ。それをまだ壊れてもいないのに自分でやる? まさか! そんなことは近くの男にちょっと甘えた声で頼めばいいのだ。気のあるオトコであれば新密度を増すチャンスなので尚のことよろしい。キモオタは危険そうだから除外ね。

ユーザーに入れさせることが困難であるならPCにバンドルしておくのが手だが、店頭に置いてみたところで、恐らくそんな「ヘンな」パソコンは見事にスルーされるであろう。そもそも置いてもらえるかどうかすら怪しい。Linux入ってるPCなんて近くのヤマダ電機に何台飾られているだろうか?

いまGoogleOSが発表されてもGeekとNerdのおもちゃで終わる可能性が激しく高い。彼らの間では話題沸騰となるに違いないが、一般レベルでは無視されるかもしれない。せいぜい梅田本がまた出るくらい。少なくとも普及には長い時間を要するだろう。Microsoftの業界での地位は低下するかもしれないが、売り上げが直ぐに急降下したりすることはなく、ビジネスとして大した影響はないかも知れない。

There is no doubt that operating systems have become little more than a commodity in today’s world. The most popular server operating systems Linux and FreeBSD are free and open source.
GoogleOS II: Starring Linus Torvalds – Read/Write Web

OSの無料化は戦略としては正しいのだろうが、単なるMicrosoft潰しを目的としたダンピングにしか見えない。そういう声が上がらないのは、昔からネット上のサービスが無料で提供されていることが珍しくないことや、あるいはOpen Sourceが市民権を得ていることとかによるものだろう。ゲイツ君にしてみれば、かつてOSにIEをくっつけただけで国から文句を言われた以上、今度は自分がGoogleを訴えてやる、といった気持ちにもなるに違いない。Ballmerはまた踊りながら何かを吼えるのであろう。

So really, operating systems have become no more than a middleman for the Internet. You use an OS only to access the Internet, which then takes over as the platform to socialize with people and create/consume data.
GoogleOS II: Starring Linus Torvalds – Read/Write Web

何を視野の狭い自分勝手なこと言っているんだか。Web上にあるものだけがネットの世界ではない。

「でさぁ、ネトゲの続きやりたいんだけど、そのOSで出来るの?」

こう言われたときにはどうするのか。MMORPGなど多くのゲームはWindowsベースで作られており、Linuxまで対象に入れた「粋な」ゲームなどid software製のものとかしかなく、極めて数が少ない。

また、筆まめナントカとかの年賀状ソフトを使うときはどうするのだろう。年末年始にしか使う機会がないとはいえ、お姉さん方のPC使用動機の中では極めて大きな比重を占めるもののひとつに違いない。この辺りの現実を、Geekは実に忘れがちだ。Googleはこんなものまでいちいち用意してヒトの商売を邪魔するのであろうか。

Webベースで何でもかんでも出来るわけじゃないんだから勘弁してやれって?
だからこそデスクトップOSがあるんだろーがっ。
OSがあるからこそ様々なApplication softが開発されたわけで、Read/Write Webはそれを無理やりWebに限定しようとしているように見える。

ある製商品の普及に当たって、その哲学や技術的特性その他の小難しい要素が消費者に対してアピールする度合いは驚くほど小さい。

「There is no doubt that operating systems have become little more than a commodity in today’s world. The most popular server operating systems Linux and FreeBSD are free and open source…..」

「キモッ。GO AWAY!」
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「Why not try something new?」
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「Come to my room to install it, please.」

 

……なんでまたこれほど執拗に女性ウケするかを躍起になって検証しているのかとそろそろ疑問に感じ始めている方もおられるであろうが、その理由はRead/Write Webのエントリに書かれているとおり「commodity 」(日用品)だそうだからである。エントリの内容があまりにも面白かったので、逆にネット好きとフツーの人々との差異を多少誇張してみただけだ。「お姉さん方」は例に過ぎず,すべての女性がこんなふうだと決め付けているわけではない。女性のGeekだっている。

Read/Write Webのエントリが論じる戦略はGeekに対しては説得力を持つだろうが、ネットの動向に興味のない人にまで新しいOSを普及させるための壁はなかなか高いように思える。

いきなりハナシを広げ過ぎだ、最初はGeekの支持を得ることが大切、といった反論もあろう。
果たしてそうなのであろうか。Googleはそこまでは目論んでいないのであろうか。取り敢えずは世界のオタク層のみが対象なのであろうか。

仮にそんな小さい話であるなら、GoogleOSなんてどぉーでもいいやw

Metaverse 金曜日, 12月 22 2006 

MMOワールドの今後を考えるとき,重要なキーワードの一つとなるのが,「メタバース」(Metaverse)である。
Web 2.0の波に飲み込まれつつあるMMORPG – 4Gamer.net

お勉強してみよう。

第一印象としては,我々がイメージする“バーチャル・リアリティ”とさして違いがないように思えるが,そのコアにあるのはユーザー参加型のWeb2.0的コンセプトだ。可能な限り多くの人が自由かつオープンに仮想世界にアクセスできるだけでなく,プログラムに自在に手を加えたり,独自のスペースを作り出したりすることができるところに大きな違いがある。
Web 2.0の波に飲み込まれつつあるMMORPG – 4Gamer.net

簡潔にまとまった分かりやすい説明。具体的なイメージはまだつかめないが。

最近,当サイトの記事やツウなゲーマーの間で話題になっている「Second Life」は,我々が現実に体験できるサービスの中で,最もメタバースに近いものの一つである。
Web 2.0の波に飲み込まれつつあるMMORPG – 4Gamer.net

あー、あそこじゃユーザーが自分で道具でもキャラでも作れるし、しかも売ることさえ出きるもんね。

ただ,Second Lifeを完璧なメタバースとするのは困難だ。Second Lifeの世界に入るためにはクライアントソフトをダウンロードしなければならないが,それはメタバースの理想とする「完全に開かれた世界」とは相容れない。Second Life世界のルールを理解し,十分に楽しむためにはそれなりの経験や知識の積み重ねも必要になるなど,このシステムが万人に受け入れられるだけの“ハードルの低さ”を実現しているとは言えない。
Web 2.0の波に飲み込まれつつあるMMORPG – 4Gamer.net

ええー? 再びわかんなくなった。「完全に開かれた世界」ってなに? ルールを理解したり経験や知識の積み重ねも必要になるのはどこの世界でも同じ話だと思うんだけど。

株について 金曜日, 12月 22 2006 

資本家が受け取る配当は、決して不労所得じゃありません。本来の投資家は、どの会社が伸びて社会に貢献してくれそうかを真剣に考えて選ぶんです。個々の投資家がそうやって真剣に考えるから、見込みのあるところに資本が供給される。その結果、計画経済よりも資本割り当てが効率化される。その「真剣に考える」という労働の対貨が、配当です。まあ完全出来高払いですけど。
私が株嫌いな理由 – Rauru Blog

配当は不労所得ですよ。株買ったあとはなぁんにもしてないんですもの。「真剣に考え」ることなく適当に買ったとしても,総会の承認が得られれば配当は支払われます。

「伸びそうな企業を助けるために株を買ったけど、実際に成長して値上がりしたから売る」というのはまあ許しましょう。それも、配当と同じく労働の対貨と見なせなくもないかんね。
でも「最初から値上がりしそうな株を買う」となると、かなり疑問符がついてきます。それは投資という本来の目的から外れてないかい?
私が株嫌いな理由 – Rauru Blog

そもそも株式は不特定多数の人から資金を集めるための手段のひとつです。昔は一人ないしは少数の金持ちが出資を行ってたんでしょうが,産業の規模が大きくなってくると,なかなかそれでは賄いきれなくなってくる。そこで出資を証明する紙切れをいっぱい刷ってお金を出した人に渡すことにしました。

一方,株を買った人が何かの都合で途中で手放して資金を回収したくなることもある。一度買ってしまったらその企業と一蓮托生というのでは使い勝手が悪いし、萎縮して投資促進を阻害する。そこで、株を売ってしまいたい人と、新たに投資を行いたい人とを結びつける場所が株式市場です。

但し売るときの値段は投資したときの価格と同じとは保証されていない。だから最初のときよりもあがっていることもあれば下がっている場合もある。それは当事者同士が自由に決めればよい。かと言って同一時点で値段がバラバラでは売り買いするときの目安とならず混乱するので,市場ではオークション形式を取って需給関係で決まるようにしてます。

市場で株を買った人のお金はその企業ではなく売った人にいくので、資本を増加させることはありません。企業の資本が増加するのは新たに株式を発行したときです。だから既に発行されている株式を買う人の目的は配当と値上がり益ということになりますが、そういう人もいてくれないと売りたい人が株を売れません。

「投資」と「投機」の厳密な区別はありませんが、流動性を確保するために「投機」を行う人も株式市場には必要です。その代わり、買ったあとに値上がりしようが値下がりしようが,それは買った人の自己責任です。昔、証券会社の損失補填が問題となったとき、お得意様に便宜を図るのは通常の商行為であり、補填の何が悪いのか分からないと言っていた人がいましたが,これは自己責任原則が全うされないからダメなのです。

株で儲かったか損したかは結果に過ぎず,誰もが自由に売買できる状態にあることが重要なのです。

キャピタルゲインにはあと「社会全体の信用量を拡大させる」という効果もあります。美人コンテストであってもとにかく株価ががんがん上がって行けば、みんなの見掛け上の資産価値も増えるわけで、そうすると金を貸す側も「大丈夫そうだ」って思うし、金が回って行くようになって、経済が活性化する。
でもこの信用量という概念がまた、うさん臭いものに見えて仕方が無いんですよ。金本位制みたく何か安定した保存量を裏付けにしてればともかく、信用って結局は「信用するかしないか」っていう気持ち次第でしょ。それも「他のみんなも信用してるから信用する」という循環論法。いつ何時暴落するか保証の限りでない。まあ金本位制でも「金の価値を信用するか」って話はあるんだけど、それよりアレフ1個分ぐらい不安定さが上ぢゃろ。
私が株嫌いな理由 – Rauru Blog

突き詰めると最後は「『信用するかしないか』っていう気持ち次第」というのは,私もそのとおりだと思います。神様でない限り全てを見通すことは出来ませんしw 「信用量」というのが、数字ではっきり見えてくるのが市場なのでしょう。信用が落ちれば全ては逆回りします。ひとつの会社をとってみても、成長しているとき、安定しているとき、落ち目になってきたときと、いろいろな状態があるわけですが、株式市場は特に先読みをしようとする傾向が強いので,上昇と下降が時には激しい動きとなって現れます。

そうゆう人の気分次第で上下するようなわけのわかんない量が基盤になってる社会てのがそもそも間違ってませんかあ?って思っちゃうわけなんですよ。
私が株嫌いな理由 – Rauru Blog

仰っている通り、まさに「不安定」なんですが、国債だって値段は動くし、銀行預金だって潰れれば返ってこないわけで、安定しているものなど殆どないです。社会主義は失敗しましたし,「不安定」であることが成長にも繋がるわけで、ある程度は仕方がないのではないでしょうか。