池田信夫blogが、最近相次いでサービスの開始されたAmazonとAppleの映像配信を取り上げている。要点が簡潔にまとめられているので、自分で試す手間が省けてしまった。

アマゾンのラインナップは1000本ぐらいあるが、値段はDVDとほとんど同じで、画質はDVDより少し落ちる。ダウンロードするには、専用のソフトウェアが必要で、DVDにコピーすることはできない。またファイルサイズが大きいため、45分の番組をダウンロードするのにDSLでも2時間近くかかる。

アップルでダウンロードできるのは、ディズニーを中心に70本だけで、値段は同じぐらい。音楽と同じiTunesでダウンロードできるが、やはりDVDにはコピーできない(もちろんiPodにはできる)。ファイルサイズはアマゾンの半分ぐらいだが、それでもダウンロードに30分以上かかる。こういう問題は、アクセス系だけ太くなってもだめで、やはりP2Pのような合理的なアーキテクチャが必要だろう。

映像ダウンロード – 池田信夫blog

どちらも画質はDVDより落ちる癖に価格はほぼ同じという、劣化したサービスであることが分かる。また予想通りDLには長時間を要する。45分で2時間ならば、映画1本ならその3倍以上はかかると見ていいだろう。そして双方ともDVDへはコピーできない。

これなら郵送系のDVDレンタルでいいんじゃね?
凡そ一月2,000円で借り放題、品揃えのいいものばかりを週4本ペースで借りられたとすれば月16本、1本当りのコストは125円となる。画質は勿論DVDそのものをレンタルするのであるからパーフェクトである。手元に来るまでの時間は配信サービスの方が早いであろうが、個人的には急ぐわけでもなし、2,3日のインターバルは全く問題ない。
リリースされるまでの期間は、映画の場合はDVDと同時期になるであろうから同じ。TV番組の場合には配信サービスの方が当然早いであろうから、というか、そもそもドラマ以外のDVD化されない番組も配信されるのであれば、こちらの勝ちであるが、どれほどのニーズがあるかは不透明。

以下は、映画産業は当初テレビを拒絶したものの、やがて時代の変化と共に協定が崩れた経緯について触れた部分。

娯楽産業のカルテル体質は、どこの国でも同じだが、アメリカでは抜け駆けしたほうが得だとわかるとカルテルが崩れ、むしろ新しいメディアに先を争って進出するようになる。これに対して、日本は横並び体質が強く、ボロボロになって古いプレイヤーが退場しないと体質が変わらない。

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やはり日本は村社会、仲良きことは美しき哉の精神が変化を遅らせるw

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