インターネットの到来から12年がたった。今起きていることの本質は、情報技術(IT)によって私たちの暮らしの利便性が向上するというようなところにはない。情報(I)そのもののあり方が劇的に変化しようとしていることこそがその本質だと理解すべきである。進行中なのは「IT革命」ではなく「I革命」である。この方向に巨大事業の鉱脈が存在することがはっきりしたため、グーグル1社だけでなく多くの競争者が切磋琢磨(せっさたくま)して「I革命」は米国を基点に激しいスピードで進展していくことだろう。
【正論】梅田望夫 「IT革命」から「I革命」の時代へ – iZa via はてなブックマーク 最近の人気エントリー

「今起きていることの本質」だの「劇的に変化」だの「巨大事業の鉱脈」だの、相も変わらず煽り系のセリフ満載だが、例によって具体的な説明は何もない。

「情報(I)そのもののあり方」って、そもそも何を意味してるの?
それが「劇的に変化しようとしている」って、どんな風に?
「I革命」って、またBuzzword??
「巨大事業の鉱脈が存在することがはっきりして」んなら、そんないいコト人に教えないで、さっさと自分で事業起こしたら?

例えPCも触った事がなく、勿論ネットもろくにやった事がない人にだって、こんな駄文はいくらでも書けるだろう。芝居掛かったセリフを散りばめて、さも何か重要なことが起こっているかのように装えばよく、そしてそれが何かを説明しなくとも良いと来れば、これは実に簡単なことだ。

これがハッタリでないことを証明するなら具体例を挙げて事象を説明すべきだと思うが、いつもGoogleに関する誰でも知っているような事実を得意げに取り上げた後に変化だ革命だと叫ぶだけ。この記事の前半でも長々とGoogleのことが書かれているのだが、その後の文章との関連はさっぱり分からない。

なんだってこの人はいつもいつも、スネ夫がジャイアンのトラの威を借りるが如くGoogleさま、Googleさまって喚いているんだろう。佐々木俊尚とかJohn Battelleみたいに内情をレポートしたり分析したりするならともかく、頼まれてもいないのに勝手に持ち上げては祭りたてている。それによって本が売れたんだから本人はいいんだろうけどさ。スネ夫と違うのは、当のジャイアン(Google)からは殆ど認知されていないところか。

Blogのタイトルからするとシリコン・バレーに居住していることをウリにしているようだが、それにしてはEric Schmidtや創業者連中と直接コンタクト取っているような様子もないし、Michael Arringtonのようにスタート・アップしたベンチャーの創業者に招かれて、一足早くそのサービスをレポートするわけでもない。一般に報道されているような事柄を書くだけなら、別にシリコン・バレーにいる必要もないだろう。既に誰でも知ってるんだし、知らない人は元々ネットになんか大して興味を持っていなかったんだろう。

コンサルを営むにおいてはそんなものもウリにする必要があるかも知れず、それは需要と供給も問題であるから他人が口を挟むことではないにしても、そこはかとない空しさを感じてしまうのもまた事実である。

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