ところが討論が開始されると、ヒラリーやオバマは共和党議員よりもはるかに退屈な保守派であることが露呈してしまったのである。一方でこの日最も会場を沸かせたのは、知名度ゼロのために討論会に招かれるかどうかも定かでなかったマイク・グラベルだったのだ。

異色のド根性大統領候補:マイク・グラベル – 暗いニュースリンク

うわあ、そんな面白い爺さんがいたのかぁ。あっという間にObamaが霞んでしまった。討論会のビデオは退屈そうだったのでちらっと見ただけでスルーしてしまっていたのだが失敗したなぁ。

暗いニュースリンクさんのエントリに載っているYouTubeのビデオは記事の最後に位置しているので、必然的に訳されたテキストを読んだ後に観賞することとなったのだが、文字で読んだときとはやや印象が異なった。その怒りっぷりは煩型の爺さんが床屋談義に熱中しているみたいで、取り澄ました他の候補者連中比べるとやや見劣りがするが、そのストレートさは貴重。それは恐らく、バックが大きくなると利害関係が複雑になったり利権が絡んだりと、なかなか率直な物言いが出来なくなってくるものであるのに対して、記事でも触れられている資金量から想像するに、この爺さんの場合にはそのような柵が少ないからであろう。

この記事を読んでから慌ててググってみると、Washingtonpostが彼をHoward Bealeに例えていた。Howard Beale って誰? だったのだが、親切にもYouTubeへのリンクが貼られている。Peter Finchの名演をこの爺さんに重ね合わせると、いっそう感動的である。

Network- I’m Mad as Hell – YouTube

一方、討論会を主催したMSNBCはランキングから彼を外している。ケツの穴が小さいね。スポンサーはBoeingでつかそうでつか。

(We’re not ranking Mike Gravel… This guy’s not just a third-tier longshot, he might be a little, um, off. Seriously, he was downright rude. Why should anyone agree to appear on stage with him? And why should any mainstream Democratic group invite him?)

White House 2008 rankings: The Democrats A bi-weekly rating of the presidential candidates – MSNBC Politics LiveJournal

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