著者はそれをまるで説明しない。著者がそう思ってるだけ。じゃあ仮説なら、これを仮定すると何かすっきりした見通しがたつのか? そういうわけでもないんだな。で、続いて認識のニューロン原理ってのが出てきて、あらゆる認識はニューロン発火状態のパターンだけで説明できなくてはならないという。これは「その後にはペンペン草一つ生えない」くらいすごい破壊力を持つ原理だそうな。でも、これは証明もされてないし「革新的なポテンシャルがまだほとんど実現されていない」。実現されてないどころか、それで何が説明できるのかも全然まとまらず、著者がすごいすごいと繰り返すだけ。

Do Your Homework! – Cruel.org via YAMDAS現更新履歴

山形浩生は1997年の時点で既に茂木健一郎を取り上げていたのか。その内容はモッチーと少しも変わらないではないか。2人は出会うべくして出会ったのだな。

説明なし。仮説もなし。「著者がすごいすごいと繰り返すだけ」。

まさに「革命だ革命だ」と喚き散らす梅田本そのもの。ひょっとすると、「Web進化論」は茂木を参考にを書いたのかも。「大変だ狼が来るぞ」と騒ぎまくっていれば根拠などなくともそのまんま「すごい」と思い込んでくれる奴が世の中には大量に存在しているので、これはショーバイになるってな具合に。今度のも早くも2刷らしいし。

売れれば売れるほど、モッチーの大好きな「集団の叡智」などどこにも存在しないという事が証明される構造となっている。…なんて本も読まずに言っちゃって、実は素晴らしい内容だったらどうしよう、なんて心配は全くしていない。

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