Jared Diamond on Colbert Report 水曜日, 5月 30 2007 

Jared Diamond – Colbert Report : Guest Interview – Comedy Central

Guns, Germs, and SteelのJared DiamondもColbert Reportに出演していた模様。面白かったね、あの本。ちゃんと読んどけよ、Colbert w
それにしても1997年の本なのに、なんで今頃…?

My Impression is Flat. 土曜日, 5月 19 2007 

今頃になって「The World is Flat」を読んでいる。急遽、時間を潰さねばならない事態に陥り、入った本屋で目に付いたのでつい買ってしまったのだが、ひどくつまらない。読み終わっていないので単なる途中の感想に過ぎないのだが、読み終わらないかもしれない。

小飼弾は「Flatter(追従)なしに、誰もが一読すべき本である。すでに本書の内容は、blogsphereであちこち散見されるし、実際書評も多く出回っている。それでもまだ本書を読んでいない人は読むだけの価値がある。」と言っていたが、最初のパラグラフ「One : While I was Sleeping」を読んだ時点で早くも結論を得たような気になってしまった。

「”Honey,” I confided, “I think the world is flat.” 」に対して「Sure, it is.」と呟いたらそれで終わり。

そのあとは誰でも知ってそうなことが延々と続く。ベルリンの壁の崩壊…PCの普及…Windowsの登場…Netscapeの登場…etc,etc……。学生さんあたりには良いかも知れないが、こっちはうんざりである。

本書で本当に面白いのは、ビル・ゲイツからバンガロールの電話オペレーターに至るまでの、フラット化の最前線の現場の声であり、こうしたことは書評を読んだだけではわからないからだ。

The (Top of the) World Is Flat – 404 Blog Not Found

マクドナルドのドライブインの注文がまったく別の場所にいるオペレーターによって処理されて店にfeed backされているなどの話は面白かったものの、さもありなんと納得できるだけで新鮮な驚きはない。「原文の表現も平易」というのは本当で、非常に読みやすい。実にflatだ。小飼弾に同意できたのはこの点くらい。池田信夫の方が信頼できる。

もしもあなたが、「ブラウザ」とはどういうもので、「モザイク」というソフトウェアが世界をどう変えたかについて、10ページ以上にわたって懇切丁寧に教えてほしいとすれば、この本をおすすめする。それ以外の人にとっては、本書の記述は、その題名のように平板だろう。彼がNYタイムズの多額の出張旅費を使って取材したことのほとんどは、フラット化した世界では、グーグルを使えばだれでも知ることができる。

フラット化する世界 – 池田信夫 blog

全くその通り。outsource先のIndianのお仕事ぶりだってネットで簡単に見ることができる。

Where all of our calls go to.

Outsourced Indian Phone Operator – YouTube

まぁこれはカリカチュアされたものであるがw小飼弾の書評は信用がならないね。彼ほどの人であればここに書かれていることくらいとうの昔に知っているであろうが、貶せば献本は減るだろうしアフィリエイトで稼ぐこともできなくなるから、ウレセンの本を叩くことはしないだろう。かと言って褒めてばかりでも具合が悪いので、あまり売れなさそうな、全体の売上への寄与が小さいと思われるものの中から選択的に本音を吐露しておく程度の戦略であろう。

昨年は「Web 2.0」が大流行したせいか、この本もそれと絡めて語られていることが多かったような印象があるが、どうしてIT業界はいつもbuzzwordや本でつまらない権威付けやドグマを形成するのが好きなのかね。本当に人口に膾炙しているのであればそんなものは大して必要ない筈で、実際は業界が脆弱であることを逆証明しているだけだと思うが、そんなものに踊らされる奴の多いこと多いこと。参考になったのであればそれで構わないが、雰囲気に飲まれて高揚感に浸っているだけで思考停止していると、いつか本格的な詐欺に引っ掛かって高利回り元本保証とか金兌換ナントカ証券なんかを買わされる羽目に陥るであろう。ま、IT好きでなくとも、そういう人はいっぱいいるけどね。

しっとりと、憂いを秘めた表情…じゃなくて文体でお願いしたいw 水曜日, 1月 3 2007 

などと、半ば呆然としながら、紹介文を読むと、ちっとも人妻の話など出て

こない。

 それもそのはず。正しいタイトルは、 

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004309808/showshotcorne-22/ref=nosim

米沢富美子著「人物で語る物理入門〈上〉」

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004309816/showshotcorne-22/ref=nosim

米沢富美子著「人物で語る物理入門〈下〉」

だったからだ。

 人妻じゃなくて人物です、人物。\(^O^)/

 お前、よっぽど、脳みそ、人妻エロスキャンモードになってたんだよ。

 そうだろうね。

 内容は、上下読めば、力学から量子力学まで大学で習う基本的な物理の話は

全部出てくる。それをたとえば、アインシュタイン、ボーア、湯川秀樹、朝永

振一郎などのエピソードとからめて解説してある。

 著者の米沢富美子氏は、人妻なので、「人妻で語る物理入門」はハズレとし

ても、「人妻が語る物理入門」と間違えたのならセーフだろうね。

 アウト!\(^O^)/

人妻で語る物理入門 – ホットコーナーの舞台裏

「人妻が語る物理入門」読みてええええええええw

図書館を民営化するとマンガ喫茶になる(かもwwwwww) 月曜日, 1月 1 2007 

図書館の民間委託や公設民営化が進み、他の民営化事業と同様の問題が噴出している。調査によると、民間委託に伴うリストラが急速に進行していることがわかった。

図書館民営化 東京都で年300人がリストラ 中野区ではほとんどの図書館を民間に丸投げ – 人民新聞

タイトルでは「図書館民営化」と言っているくせに中身を見ると「民間委託や公設民営化が進み」と言った有様では何を論じているのか分からない。まず民間委託と民営化を分けて議論することが肝要。前者は公費削減、後者は営利事業の話だろう。

ぶっちゃけ私は利用者にとって使いやすいなら公立公営でも公立民営でも公立で一部民間委託でも、運営形態はなんでもかまわないと思う。

図書館の民営化&図書館はなんのためにあるの via はてなブックマーク 最近の人気エントリー

まったくだ。「使いやすいなら」「なんでもかまわない」。問題は本当な使いやすくなるかだ。

私はふと考えた。私が利用しているこの行政サービスにかかる費用は、当然地域住民の税金でもって賄われているはずだ。だが、中には税金を払いながら図書館など全く利用しない、という人もいるだろう。私もつい数ヶ月前まではそうだった。これは不公平ではないだろうか?

図書館民営化論 – 普通のサラリーマンが,30億円を5年で貯めます.どうやって?

笑止。公共の施設はそれを使う機会が平等に与えられることが重要であって、勝手に利用しなかったからといって「不公平」などには当たらない。

ここまで考えて、ふと思った。図書館は民営化した方がいいのではないか? これは、暴論だろうか。もちろん現在タダで利用している人は、お金がかかるようになるのだから反対するだろうと思う。が、その分多少は税金が安くなるはずだし、より公平性が保たれる。普段利用していない人は、当然ウェルカムだろう。

図書館民営化論 – 普通のサラリーマンが,30億円を5年で貯めます.どうやって?

そんなに言うなら民営化してみればいい。仮に事業が立ち行かなくなって潰れた地域の住民は、本もろくに読まない知的レベルの低い連中であるとして全国の笑いものになるぞw

図書館というものは、もともと、誰がやってもよいもので、営利でやろうとそれも勝手だ。個人だろうと民間だろうとできる。それでお金もうけをしても悪くはない。もともと規制など存在しない。

図書館の「民営化」という馬鹿馬鹿しさ – ほどよい司書の日記

昔は貸本屋というものが流行っていたと聞く。最近めったにそんなものを見なくなったのはペイしなくなったからというのが真っ先に考えられる原因。要するにニーズの問題だ。さすれば民営化そのものが非常に困難であると推測できる。

成功している「貸本屋」としてはマンガ喫茶の存在があげられる。本の種類が限定されているしその場で閲覧するのみで本を貸し出す訳ではないが、販売をしていないという意味で「貸本屋」の範疇に入れることは可能であろう。つーか、取り敢えずこの場では入れといてくれ、話を進められないからw

漫画喫茶の収益構造についてはよく知らないが、参入者も多く全国に普及していることからして事業として成り立っていることは明らかだ。ニーズが高かったにも拘らず、従来の図書館はマンガを文字よりも価値の低いものと見做して、マンガをあまり取り揃えていなかった。

と言う訳で、民営化した図書館はマンガを積極的に品揃えし、ついでに「萌え~」とか叫んでいるオタク連中のためにフィギュア等のグッズ販売にも手を広げて繁栄を謳歌するといいw 文学や希少な学術本等はニーズが少ないので廃棄、あるいは古書店へ転売を行って資産の効率化を図るw

かくて、民営化された図書館のうち黒字を確保出来そうにないものは「良書」をしかるべきところへ処分してマンガ喫茶へ転換する、ということにするが、それでよろしいか?

誰もがちょっと待て、という気になるだろう。図書館が見当たらずマンガ喫茶ばかりの町に疑問を覚えない人はあまりいないであろう。外国人に知られたらきっとものすごく恥ずかしいぞw

だからこその公営であった筈なのだ。「民間委託や公設民営化が進」んだとしても、「他の民営化事業」と同じようには論じられない。「知」に関する問題であるからだ。どんな分野でもそうだが、「頭の良い」奴とかその分野に精通している奴はその他に比べて少数であるのは当たり前であるから、営利事業のように多数を優先すると質は落ちてしまう。ここが国鉄の民営化などとは異なるところだ。こんなことは、明治時代あたりに近代化を図った為政者たちの間では当然の、論議するまでもない自明のことであったろうと思うのだ、たぶん。

貸本屋が殆ど見当たらずマンガ喫茶が隆盛しているというだけで強引に民営化は無理という結論へ持っていったのだが、はたして本当にそれが正しいかは知らん。いくらマンガが好きだからといって、その人が本を全く読まないわけではないだろうし。但し、それを営利事業として行うのは相当の困難を伴うと思われるし、実際にもそれをやる人が今のところあまりいないことが証明しているのではないかと思うわけだ。

因みに、図書館には古い本しかなくて新刊を読みたいという欲求に答えていないという意見については、公営である以上民業を圧迫するわけにはいかないという事情もあろうが(その他、図書館が所蔵するに当たって適当であるかの判断に時間を要するとか単に予算の問題など)、これは民営化された場合において、貸しレコード・ビデオ屋のケースが参考となるだろう。

また真のインテリが必要とする書籍の保管を図書館が担当しているという側面については呉知智が「犬儒派だもの」第4章「デモクラシーの原理」で述べている。

犬儒派だもの

犬儒派だもの

The World’s Not So Flat ? 月曜日, 10月 2 2006 

For example, we recently learned that Dell is bringing more of its service functions back to the U.S. Just because you can do something overseas doesn’t mean that you should do so, even if it appears to save you a little money. There is more to many services than basic technical competence, and companies that lose sight of that fact may lose many customers as well.
The World’s Not So Flat After All – Forbes

「The World is Flat」まだ読んでないwww

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「グーグル・アマゾン化する社会」 水曜日, 9月 20 2006 


森健『グーグル・アマゾン化する社会』(光文社新書)には、次のような記述がある:

ウェブブラウザというソフトが生まれたのが、1994年。NCSAの研究員だったマーク・アンドリーセンによって開発されたそのソフトは、モザイクと名付けられ、まもなくネットスケープ・ナビゲータと改名された。(p.52)

ブラウザが生まれたのは、1994年ではない。最初のブラウザは、1990年にTim Berners-Leeの開発したWorldWideWeb(のちにNexus)であり、NCSA Mosaicが公開されたのは1993年である。アンドリーセンは研究員ではなく、学生アルバイトだったし、モザイクとネットスケープはまったく別のソフトウェアである。
アマ化するプロ – 池田信夫blog

げらげーらwww
最近になってネットを始めたような人にとっては、ブラウザを作ったのがマーク・アンドリーセンだろうがTim Berners-Leeだろうが、どうでもいいかもしれない。確かに普段Webを見るにはなんの差し支えもない。しかし、これって「蒸気機関を発明したのはニュートンです」って言ってるのと同じくらいヘンwww TBLがCERNで取り組んでいたことや、アンドリーセンと大学側の確執とJim Clarkとの出会いなどについて書籍その他で読んだことにある人にとってはとても看過できないww

つーか、このような全世界的に知れ渡っているような事実をこうも簡単に間違ってしまうようでは著者の調査能力が疑われ、ひいては著書の信憑性まで著しく損なってしまうのは当然であろう。

つー訳で、池田先生によればこの本は「ほぼすべてウェブなどの2次情報の切り貼りで、最後は靖国問題やら同時多発テロがどうとかいう床屋政談で終わる」程度のものらしいのだが、こちらの方の評価は全く異なる。

もし手元に千円札が一枚しかなくて、現在のWebを取り巻く環境について一冊で俯瞰したかったら、今なら「ウェブ進化論」でもなく、「Google – 既存のビジネスを破壊する」でもなく、本書をすすめる。本書には今までのGoogle本のエッセンスに加え、これらの本では得られない知見が含まれているからだ。
グーグル・アマゾン化する社会 – 404 Blog Not Found

大絶賛である。

そしてなんといっても、GoogleやAmazonに対する、梅田氏の言う「楽観主義」だけではすまない、「でもこれで本当にいいのだろうか」という違和感をきちんと言語化しているところがすごい。この「違和感」に関しては、私もしばしば本entryで言及してはいるが、ここまで系統だって言語化したところに著者である森氏の非凡さを感じる。
グーグル・アマゾン化する社会 – 404 Blog Not Found

その「違和感」とは何か、という事こそ知りたいのだが、

それが一体なんなのか、ということは本書をお読みいただくとして、その一旦はオビからも伺うことができる。
グーグル・アマゾン化する社会 – 404 Blog Not Found

(´Д`;)
まぁ、買ってもいないのにそこまで望むのは無理というものか。

因みに著者のblogには以下のような記述がある。

オビにも書いてありますが、テーマは「一極集中」です。
なぜ90年代後半以降、本やCD、映画などで(業界全体が斜陽になりながらも)メガヒットが出るようになっているのか。
ほかにも一極集中的な振る舞いは昨今、いくつも見つけることができます。ライブドアの株はマザーズ市場の半数の取引を占めていましたし、昨年9月の総選挙では自民党が絶対安定多数の3ぶんの2以上の議席を獲得しました。
社会におけるそんな一極集中的な現象を皮切りに、Web2.0と呼ばれる昨今のウェブの潮流、とりわけそんな潮流を代表するGoogleとAmazonの仕組みと成功モデルを追いながら、新しい時代の情報化の流れとその社会の変化について記したものです。
新刊案内『グーグル・アマゾン化する社会』 -The Blue Note-Books

「一極集中」? 反ロングテールな本なのか?

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「買って読むほどの価値はない」w 月曜日, 9月 11 2006 

私も執筆したのでいいにくいが(中略)、買って読むほどの価値はない。
ライブドアに物申す!! – 池田信夫 blog

フイタw
この人のこういうところが好きだw

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この本危険 月曜日, 8月 7 2006 

Read about what conservatives don’t want you to read.
The ten “most harmful books” of the 19th and 20th century – digg

読んではいけないんだとw

According to the conservative Human Events, the ten most harmful books of the 19th and 20th century are:

  1. The Communist Manifesto
  2. Mein Kampf
  3. Quotations from Chairman Mao
  4. The Kinsey Report
  5. Democracy and Education
  6. Das Kapital
  7. The Feminine Mystique
  8. The Course of Positive Philosophy
  9. Beyond Good and Evil
  10. General Theory of Employment, Interest and Money

Don’t Read These Books! – Law Librarian Blog

恥ずかしながら、5、7、8、9は分からんかったから調べちまったよ….(;´Д`)
9なんかググったらゲーム・サイトが出てるくるしさぁ….。

AmazonがWeb2.0っぽくなっている 金曜日, 8月 4 2006 

Just bought an iBook yesterday and went to leave feedback when I noticed that the Amazon personal store is 2.0’ish looking.
Amazon personal store goes 2.0 – digg

amazoneishlist.jpg

ホントだぁ、変わってるぅ。

「ヒューズがとんでいる!」 日曜日, 7月 16 2006 

村野武範、「藤岡弘、」という本家日本沈没の映画版、テレビドラマ版の主演男優を迎えた豪華キャスト。
日本以外全部沈没完成披露試写会 – Show’s Hot Corner

すげーすげーw

(さらに…)

ライオンに襲われたシマウマが取った逆襲方法とは….。 木曜日, 7月 13 2006 

A zebra has to face a lioness that tries to take it down. Watch what the zebra does to escape.
Zebra vs. Lion – Spiked Humor

これは流石に初めて見た。
すげえ、すげえ。

画像への直リン

オタクが恋人を見つける方法 木曜日, 7月 13 2006 

爆笑。
どこが「オタクとキャリアの物語」なんだよ! 単なる「オタクとオタクの恋」じゃないか!

「……アムロか?」――それが出会い(実話)。
アルテイシアさんの携帯が、「間違いない! メールだ」と静寂を破った時、冒頭のように声をかけられた。
SNS「mixi」が支える恋――オタクとキャリアの物語 – ITmedia News

そんな着信音入れてる奴がオタクでなくてなんだってーのw
「アルテイシア」なんて競争率の高そうなHNをいち早くゲットしているのも流石。

いや、お二人が幸せならそれでいいんですよ、 おめでとう。

(さらに…)

「北朝鮮の核問題」 日曜日, 7月 9 2006 

本棚をひっくり返していたら偶然見つけた。

「ここ数ヶ月、北朝鮮の核問題に関する記事が新聞に出ない日はほとんどない。北朝鮮は核武装をしたがっているようであるし、あるいは少なくとも、核武装をしないとの確実な保証を与えないし、西側諸国とくにアメリカは北朝鮮の核武装を防止しようと必死である。」

「ある年齢以上の日本人なら、米朝のこのようなやりとりを見ればたやすく真珠湾奇襲前の日米関係を連想するであろう。当時の日本は日本軍の満州撤退を要求を決議されてすでに国連(国際連盟)を脱退しており(現在の北朝鮮も国連脱退をほのめかしているが)、在米日本資産の凍結、経済封鎖(石油、屑鉄などの禁輸)、中国およびインドシナからの撤兵要求(ハル・ノート)など、次々とアメリカに追い討ちをかけられて、にっちもさっちもゆかなくなり、ついに堪忍袋の緒が切れて真珠湾を奇襲したのであった。」

「現在の北朝鮮は当時の日本と同じような心理的状況にあるように思われる。」

「また、アメリカは、相手がインディアンにせよ日本にせよ北朝鮮にせよ、敵を追いつめるときはいつも同じような追いつめ方をするので、追いつめられた側も同じように反応し、似てくるということがある。インディアンに対しても、戦士同士の戦いよりもまず、彼らの生活の糧であるバッファローを皆殺しにするという一種の経済制裁をやった。そのほか、文明と正義の旗を掲げて相手を断罪するというのもいつものやり方で、断罪された側はますます反発することになる。」

「北朝鮮の態度はそのように追いつめられたものの反応と見るべきであって、冷静賢明な計算をして駆け引きをやっているとは思えない。」

文春文庫 「二十世紀を精神分析する」 岸田秀
P65 「北朝鮮の核問題」

この文章は1994年、山陽新聞に掲載される予定であったが、何度も訂正を求められたので、結局は岸田氏の方から「掲載を遠慮」し、他の媒体に発表したそうである。

ニセモノばかり跋扈するから嫌になるぜ 金曜日, 7月 7 2006 

galleryfake.jpgメトロポリタン・キュレーターMETの「プロフェッサー」に「パクリ屋」と喝破されとった村上隆が、偉そうにを書いたそうな。
それを日経MJ「身につく読書」で紹介しとる。
身につけてどーすんだ、こんなもん。

「その要素として第一に掲げるのが、言葉の力だ。西洋で評価されるのは、美しさでも素材のよさでもなく、美術史の中でも独創性にある。作品を見せただけでは伝わらず、作品の位置づけを言葉で説明して初めて理解してもらえると言う。」

オタク文化をパクったお前が「独創性」だと?? アキバをうろちょろしている奴なら全員お前よりマシなもの作れるだろ。
真に独創性があるなら言葉などいらない。俺が美術館で鑑賞するには解説の手助けが必要となるが、それはシロートだから。本物は作品そのものと対峙するから余計なものなどいらない。
ここで言っている「独創性」なんぞ、所詮はオタク文化に無知な欧米人の勘違い。そこを突いて言葉巧みに売り込んだだけだろーに。
(さらに…)

笑える本 金曜日, 6月 30 2006 

所詮は「ご隠居の小言」だというので読む気もなかったのだが、ひょんなことから押し付けられてしまい、仕方なくパラパラめくってみたら、想像以上に面白かったwwww

だって、いきなりこんなもの持ち出して来るんだもんw

会津藩の教え(P47)
一つ、年長者の背いてはなりませぬ
二つ、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ
三つ、虚言を言うことはなりませぬ
四つ、卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ
五つ、弱いものいじめをしてはなりませぬ
六つ、戸外で物を食べてはなりませぬ
七つ、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ
武士道精神に深く帰依している私には非常に納得できるものです。七つ目を除いて。

ね、笑えるでしょwwwww
3~5はいいとして、1は完全に為政者側の論理。別に心配しなくとも「年長者」を「上司」に置き換えてみれば、今でも暗黙のうちに蔓延っている教えだって。2も同じ。6→これからシーズンだってのにバーベキューも出来ねw

他にも楽しめる「教え」が盛り沢山。

人を殺してはいけないのは、「駄目だから駄目」ということに尽きます。「以上、終わり」です。(P47)

小学生に言ってるのかwww
刑法の専門家にどう思うか聞いてみたいものだ。

デリバティブは、権利を売買しても損得は発生していないので、貸借対照表には記載されません。従って大企業が突然破産してしまうということがありうるのです。(P32)

おいおいおい、損得が発生しないんなら破産しないだろwwwww
損得が発生するまでB/Sに記載されないので、「突然」破産したように見えるだけの話だべ(有価証券報告書等には簡単だが注記される)。

まだ全部読んでないが、全編こんな調子なのだろう。まさに池田氏の言われるとおり『床屋政談』にすぎない。
軽い読み物の方がよく売れるのは当然とは言え、100万部以上のベストセラーともなれば(この本を押し付けてきた人のように)マジで同感しちゃっているケースも多いのではないか。よく物を考えもせずに雰囲気だけでコトを判断するのは危険である。

某座り読みの出来る超大型書店に行っても、この本と「Web進化論」はいまだに目立つ位置に配置されているのに「電波利権」が見当たらないのには嘆息する。

まぁしかし、根拠はないがそういう人は著者の同じ世代の、もう引退しちゃった人に多いのではないかと勝手に想像し、世の中に大した影響はないと雰囲気だけでコトを判断して安心してみるww

もっとも、いちばん身近で見ている女房に言わせると、私の話の半分は誤りと勘違い、残りの半分は誇張と大風呂敷とのことです。

奥様はまっとうw