例の動画。


「ところがにせ科学は断言してくれます。」
視点・論点「まん延するニセ科学」 – YouTube

昔、NHKが放送した「fame」というBBC制作の番組のなかで、急速に発達した科学によって20世紀は理性の時代になると思われていたがそうではなかった、てな内容のコメントをMCが言っていたが、引き続き21世紀もそのようであるw

前から思っていたんだが,いつまで経っても占いの類が廃れないのは,論理過程を一切明らかにせずに結論のみを断言してくれるからではないか。物事を考えるのが嫌いな人、あるいは考えるのに疲れてしまった人は、指針や結論を誰かに頼りたくなる。思考停止と非難するのは簡単だが,そういうことは誰にだってある。なんとかの母に恋路の行方を相談してみたり,出勤前にテレビの今日の運勢にちょっと耳を傾けてみたりするのは、どの程度信じるかは別として可愛い部類に入るだろう。

「マイナスイオン」は商業主義の結果,「水に語りかける」は,植物に音楽を聞かせるとよく育つとかという話からの連想,「ゲーム脳」とやらは子供のしつけや教育への不安によるものであろう。こういう隙をついてショーバイする奴が多いから,我々はいつも気をつけていなければならない。

ところで、YouTubeに付いていたこのコメントにはフイタなw
「Someone, please explain the reason why his left hand is convulsive by the science.」