“eBay exit” 火曜日, 5月 22 2007 

“What do Beanie Babies, Pez Dispensers and troubled Internet companies have in common? They’re all for sale on eBay.”

eBay has become known as a quick and easy way to sell your startup, should you need to. Techcrunch has a nice phrase for this – the “eBay exit”. USAToday notes that “more than 10 dot-coms” have recently put themselves up for auction on eBay.

eBay Startup Sales – Going, going, gone…to the geek in the back! – Read/Write Web

KikoがEbayで身売りしたのは半年くらい前だったか? 以来、幾つかのstartupsの株主が同様の手法で資金回収を図っていたことは小耳にはさんでいたが、既に10社以上にもなっていたとは知らなかった。日本ではVBがヤフオクに出品されるような事態はまだまだ想像出来ない。良くも悪くもアメリカの流動性の高さに改めて驚くほかない。尤も、以下のような事例もあった模様。

Indeed USAToday also recounts the tale of CrispAds auction, which unsuccessfully tried to sell on eBay. It had a minimum price of $90,000, but ended up without any bids. According to USAToday, months later the company sold via a broker for “a few hundred thousand dollars”.

eBay Startup Sales – Going, going, gone…to the geek in the back! – Read/Write Web

Ron Paul vs. Giuliani 火曜日, 5月 22 2007 

Ron Paul explains the damage that an interventionist policy can have when it comes to violent blowback. Giuliani throws a fit.

Terrorism: Ron Paul vs. Giuliani @ SC Debate – YouTube via digg

Ron Paulは共和党候補者の中では唯一のイラク侵攻反対派だそうだ。しかもBushのお膝元であるTexasの議員らしい。
“We need to look at what we do from the perspective of what would happen if somebody else did it to us.”
“My argument is that we shouldn’t go to war so carelessly. When we do, the wars don’t end. ”
いいこと言っていたのに横からGiulianiが口を出してきて台無し。共和党支持者が多いせいか、そっちの方がウケてるし。

“The crowd cheered for Guliani because he spoke succinctly and with familiarity.”
“The crowd cheered for Guliani because it’s a Fox News sponsored debate with a neoconservative friendly audience there to watch other neoconservatives debate.”

Ron Paul vs. Giuliani on 9/11 – digg

頼まれて「首絞めた」 火曜日, 5月 22 2007 

頼まれて「首絞めた」 殺人容疑の女性供述 栃木・佐野

1991.09.26 朝日新聞東京地方版/栃木  

 25日未明、佐野署に「ネクタイで男性の首を絞めて殺した」と通報があり、同署員が佐野市堀米町、飲食店員大塚忠さん(37)方に駆けつけると、大塚さんが死んでいた。同署は現場にいた、群馬県太田市に住む無職女性A(18)を殺人の現行犯で逮捕、犯行の動機など調べている。A容疑者は「大塚さんから結婚を迫られたが、断ったところ、結婚できないなら死んだ方がいいと、首を絞めるよう頼まれて殺した」などと供述しているという。

 調べによると、A容疑者は24日夕、2年ほど前から交際のあった大塚さん方を訪ね、結婚話をしていた。25日午前4時ごろ、A容疑者が「離婚したばかりなので、一緒になれない」と結婚を断ると、大塚さんは「一緒になれないなら死んだ方がいい」と言って、「オレは死にたい」などと遺書めいたものを走り書きしたという。さらにネクタイの片方をふすまの取っ手にしばりつけて首に巻き、A容疑者に「絞めてくれ」と頼んだという。

 A容疑者は今月初めに、ほかの男性と結婚し24日に別れたばかりだったという。大塚さんも離婚しており、2人は2年前から群馬県邑楽郡邑楽町内のスナックで一緒に働いていて知り合った。今年1月から8月まで同せいしていたという。

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 悲しい事件である。しかし、23日で別れた男とは何だったのか、この女はその後どうしたのか、未成年で自殺幇助と見られただろうから、三ヶ月程度の罪だろうか。続報は見当たらない。

昔の事件 – 猫を償うに猫をもってせよ

その訳の分らなさにくらくらした。二人は「2年ほど前から交際」があったんだろ!? それなのに「今月初めに、ほかの男性と結婚」って!??? 「離婚したばかりなので、一緒になれない」なんてのは理由にも何もなってないじゃん。しかも「今年1月から8月まで同せいしていた」???

つまり、なんだ、2年間交際していて、91年1月から8月までは同棲もしていたのに、9月に入るとオンナの方が突然、別の男の結婚、23日間ですぐに離婚、元の男は縒りを戻そうとしたが女にはその気がなく断られ、じゃあ「殺して」と言うので「それでは」と殺したと???

人間の心の奥底に潜む暗闇を見せ付けられたような、何にもないような。犯行現場にいたらしいから通報したのも彼女でしょ。自首と同じだよね、これ。飽きた男から逃げるためだけに、身近にいた愛してもいない別の男と結婚してはみたものの、やっぱりうまく行かず、別れたらまた元の男がうだうだ擦り寄ってきて……ってな展開? 殺してまで結婚するの嫌だったんだw なんかもう、何もかも面倒くさくなっちゃったんじゃないの、この女の人。

社会面に載るような事件は守備範囲ではないが、それでも何か出てくるかな、とググってみたものの何も出てこない(大して検索してないが)。考えてみれば91年じゃ未だInternetなんて一般に普及する前じゃないか。

打って変わって、その前のエントリから。

ところでよしながふみは『大奥』とこれと読んだだけだが、「偽善者」臭がぷんぷんする。柴門ふみもそうだが、ささやかな「倫理」を「ね、ほら、押し付けませんよ、でも、いいでしょう」と言いつつ押し付ける作家であると思った。

作家・漫画家のための大学の知識 – 猫を償うに猫をもってせよ

言い得て妙だなあw よしながふみはよう知らんが、柴門ふみはどうしようもないやね。いくら島耕作がご都合主義だったとしても、あんな生き物を引き取った弘兼憲史は偉い。

効能書の読めぬ所に効能あり 火曜日, 5月 22 2007 

最近マンネリ気味だが、日本のBlogosphereでは元娼婦と並ぶ文才の持ち主であるセックス・ブロガーの猿真似を試みて背伸びしてみたものの、当然ながら無残にも失敗している。

或いはそうかもしれません。ですがそれはマクロにおいては個々のメディアがキャズムを越える前段階までの出来事で、ミクロにおいては個々のユーザーが“気づき”に見舞われる前段階のイノセントにおいて、という条件付きのものだったんだろうと思っています。かつて他のメディアにおいて一時的に開花した幾つかのパワーが結局は汚濁に押し流されてしまったように、インターネット諸メディアにおける“言葉の力”もまた、コミュニケーション的で政治的な願望なり執着なりによって汚染されつつある、ようにみえます。

愚かな時代を視て、その愚かさに僕は適応したいです。 – シロクマの屑籠(汎適所属)

小難しそうな単語・専門用語・流行の外来語を使ってみたり、思わせぶりな物言いで箔をつけようとするのは、その能力のない者が何か高尚ぶった文章を書こうとするときに必ず用いる安易な手法である。「マクロ」「ミクロ」「キャズム」などの経済・マーケティング界の用語、「“気づき”」「イノセント」「“言葉の力”」といった思わせぶりなだけで意味の通じない言葉、「汚濁に押し流されてしまった」「政治的な願望なり執着なりによって」等の空疎な言い回し。

何を言っているのかさっぱり分らない。と言うか大したことは何も言ってない。ただただ人の真似をして背伸びがしてみたかっただけだ。借りてきた言葉で表面を飾り付けてみても、却って見栄ばかり張るそのいじましい性根が露わになるだけで、肝心の中身がないから言葉が空しく宙に舞うばかり。

格好つけるのが目的なのだから内容がないのはむしろ当然。本当に言いたいことがあるなら、己の力量にあった普段から使い慣れている言葉で十分であり、多少拙いところがあったとしても、趣旨は読む人に伝わる。

愚か、という他ない。

David Byrne on Letterman 火曜日, 5月 22 2007 

Talking Heads do Burning Down the House and I-Zimbra on the Late Show. In this segment Letterman interviews David Byrne. I don’t think I’ve ever seen anyone so uncomfortable on TV. Almost paranoid. But still his genious shines through.

Talking Heads on Letterman ’83 Pt. 1 – YouTube

Talking HeadsDavid Byrneが1983年Late Show with David Lettermanに出演した時の映像がYouTubeにある。Lettermanはまだ髪がふさふさだ。それにしても全く盛り上がらないインタビューが楽しい。芸能人なのかホントに、という感じだが、そういうところが却って好感を抱かせる。喋りが苦手ならさっさと演奏してもらおう、という訳で後半はスタジオ・ライブ。

Talking Heads do one of my favorite songs on my favorite talking Heads album, Fear of Music. David Byrne had the best moves!

Talking Heads on Letterman ’83 Pt. 2 I-Zimbra – YouTube

最後に、The Silence of the LambsJonathan Demmeが監督したStop Making SenseからOnce in a life time

Once in a life time live.
Talking heads on vidéo “Stop Making Sense”

Talking Heads-Once in a Lifetime-live! – YouTube